Case 1

EXECUTIVES幹部社員

PROFILE吉川 淳也/よしかわ じゅんや
取締役専務執行役員営業本部長
2012年5月入社 
宮城県出身

1988年 入社、情報管理課(現IT課)に配属
1998年 営業本部 営業企画課へ異動、課長へ就任
2001年 仙台港営業所へ異動、所長へ就任
2004年 退社

2012年 入社、営業部へ配属、部長へ就任
2015年 執行役員 営業副本部長へ就任
2021年 取締役 専務執行役員 営業本部長兼AEO管理室長へ就任

INTERVIEW

センコン物流を知ったきっかけと入社を決めた理由は?

コンピュータ系の専門学校で学び、情報システム分野の就職先を探していたところ、当社の求人案内を見つけました。高校時代に倉庫作業や引っ越し作業のアルバイトをしたことがあり、なじみ深い社名でしたが「物流会社なのにシステムエンジニアを募集しているの?」と意外性を感じました。
当時はまだ「Windows」も存在しない時代で、国内ではオフィスコンピューターからパソコンへの切り替えが始まった頃でした。そんな中、当社では運送・倉庫・財務管理などの社内システム構築を進めていて、その開発スタッフを募集していたのです。その将来性に興味を引かれて入社を志望し、今では当社の根幹となっている物流システムの立ち上げに関わることができました。

現在までのキャリアでターニングポイントとなった出来事は?

20歳で入社し、総務部門の情報管理課に所属して10年目、30歳を迎える節目で、将来のビジョンを見つめ直しました。「本社の内側から物流に関わってきたが、現場を知らずに物流の道は極められない」と思い、営業所へ異動願いを出すか、物流を離れてIT系の分野に転職するか、真剣に悩みました。思い切って上司に相談したところ、営業部門にジョブチェンジを勧められたのです。
お客様の社内システムと連携した物流システムを、営業の要として展開していく時期だったので、システムに詳しい提案営業スタッフとして転属しました。これが第1のターニングポイントです。

その後のキャリアはどう広がっていきましたか?

私の場合は、それから何度も大きな転機がありました。柔軟なキャリア形成が実現可能な「センコン物流らしさ」を伝える例として紹介します。
営業部門で4年間を経て、第2のターニングポイントを迎えました。現在、当社の主力事業の1つとなっている国際物流部門への異動です。当社の国際物流の最初の拠点となった仙台港営業所に、所長として転属しました。そこで2年間を経たころ、「国際物流のスペシャリストになるためには、ノウハウが足りない」と感じたんです。それが第3のターニングポイント。ノウハウを培うため、国際物流を専門に手がける他社への転職を決意しました。
そして、転職先で8年間の経験を重ねた時に、当社から復職の声がありました。これがタイミングが第4のターニングポイントです。非常に悩みましたが、身に付けたスキルを活かして国際物流の事業を強化できると考え、自分を育ててくれた古巣へ恩返ししたいと思い、復職を決めました。センコン物流だからこそ、柔軟かつ多様なキャリアを歩んでこれたのだと感じています。

センコン物流ならではの魅力、幹部社員としてのやりがいは?

社員が会社を変えていけるところが魅力であり、強みだと思います。一人ひとりがいろいろな才能やアイデアを持っていると考え、それぞれに目を向け耳を傾けて、活かしていこうという社風があります。
現在の立場として心がけているのは、上下関係でコミュニケーションの隔たりを作らず、人と人の関係性を大切にすることです。組織が大きくなると、現場と経営陣の間に多くの人を介して意思疎通が滞りがちになります。そのため、自分からさまざまな現場にふらっと足を運び、気軽に会話するようにしています。
自身のキャリアを「あの時、こんな思いを聞いてもらったから新しいことにチャレンジできた」と振り返り、これからは自分がそういう社風をもっと活性化していきたいと思っています。

社員のキャリアアップをサポートする取り組みや制度は?

複数の仕事を経験した上で適性を見いだすとともに、本人が何をしたいのか希望を聞いて適材適所の人事をしています。社員全員がやりがいを持って輝くことができ、それが会社の業績につながっていく組織でありたいと考えています。
キャリアアップは数年先の将来を計画し、そのビジョンを本人にも伝えます。「会社は自分のことを、そう見てくれているんだ」と認識してもらうことが、信頼関係を築くために大切ですから。この方針を2023年度から制度化し、ブラッシュアップしながら進化させていこうと取り組んでいます。

MESSAGE 入社志望または就職活動中の皆様へ

当社は、従来の物流業のイメージを変えていきたいと考えています。事業内容だけでなく、第一印象でも良い意味で「想像と違う!」と驚かれ、興味を持たれる会社でありたいのです。そのために、オフィスをカフェのようなインテリアデザインにしたり、制服をスポーツブランドで製作したりと、さまざまな取り組みをしています。
こうした取り組みは、社員が「社内を明るくしていこう」とアイデアを出し合うことから生まれます。自分たちの職場環境をより良くする工夫が、企業イメージの向上につながっていくわけです。そういう起案を楽しんでくれる方に、ぜひ入社してほしいですね。

Case 1幹部社員
Case 2ジョブチェンジ
Case 3 産休・育休取得